LPGトラック化石エネルギーと呼ばれる石油・石炭・天然ガス・LPガス。その中でも、LPガスはCO2排出量が少ないため、地球温暖化対策に効果的なエネルギーとされています。燃焼後も少量のCO2と水に変化し、有害物質が発生しません。また、硫黄分の含有量がほぼ無く、窒素も含まれていないため大変クリーンなエネルギーとされています。ディーゼル車に比べてNOxの排出量は5分の1、浮遊粒子状物質(SPM) は検出限度以下で事実上ゼロ、発ガン性が指摘されるディーゼル排気微粒子(DEP)やアルデヒド、ベンゼンも含まず、炭化水素(HC)の排出量も微量です。この性能 は、電気、メタノール自動車、天然ガス自動車、ハイブリッド車と比較しても全く遜色がありません。近年地球温暖...04Sep2021
ディーゼルトラックディーゼルトラックにはDPF、排ガス浄化装置「ディーゼル微粒子捕集フィルター」があります。DPFは、ディーゼルエンジンを搭載するトラックの黒煙(排気ガス)に含まれるススなどの有害物質をフィルターに捕集し、大気中に排出しないよう走行中に燃焼除去をして自動再生を行う重要な装置です。DPFが故障すると、フィルター機能が低下して自動浄化機能が作用せず、排ガス浄化ができなくなります。インジケータランプが点滅してから走行約50km以内に手動再生しないと、ランプが点滅から点灯に変わり、エンジンが制御されて排出ガス浄化装置スイッチが機能しなくなります。手動再生の一般的な方法は以下の通りです。トラックを停車する高回転のアイドリングを行うインジケータラ...04Sep2021